コツボゴケは日本全国に広く分布している苔です。山の近くでは群生していることが多く、自然の中で入手しやすい苔の1つと言っても良いでしょう。

今回は自生しているコツボゴケを採集してガラス瓶で小さなテラリウムを作ってみました。
コツボゴケの特徴
コツボゴケは地面を這う茎の部分と茎から生える卵形の葉に特徴があります。
中央の茎から葉が生えており、1本1本は木の枝のような形をして群生して生えています。

葉の色はきれいな緑色で、みずみずしい印象のある苔です。
日本全国に広く分布しているので、探してみれば見つけることが比較的容易な種類と言えるでしょう。
山地では湿度の高い場所に群生していることが多いようです。
湿度の高い湿った場所を好み、直射日光が当たらない北側の日陰に生えていることが多い種類です。
ガラス瓶でコケリウムを作る
入手したコツボゴケを用いて小さなコケリウムを作ってみました。
用意した物はフタのついたガラス瓶(ジャム瓶)と土台となるソイルと溶岩石です。
ガラス瓶にソイルを入れていきます。

苔の土台となるソイルですがアクアリウム用の焼成ソイルを用いました。苔は基本的にはどのような土でも育ちます。
注意したいことは腐葉土などのカビが生えやすいソイルは用いない方が良いでしょう。

瓶にソイルを入れた後、主役のコツボゴケを入れます。コツボゴケだけでは物足りないのでアクセントとなる溶岩石を入れます。

溶岩石とコツボゴケを見栄えの良い位置に調整します。

レイアウトを整えてから苔に十分水を与えて完成です。

黒い溶岩石とコツボゴケのコントラストが美しいインテリア小物が完成しました。
コツボゴケの栽培・管理方法
コツボゴケは湿度の高い湿った場所を好む種類ですので、栽培時は水切れしないように注意しましょう。
乾くと葉が縮むので、多めに水をやりみずみずしい状態を保つようにします。
また、日陰を好む種類なので直射日光の当たらない場所で管理するのがおすすめです。
フタ付きの容器で栽培する場合は週に1度程度の水やりで管理できますが、フタが無い容器で管理する場合は乾燥に注意しこまめに水を与えるようにします。
寒さには強いので、冬場は特に温度管理は必要ありませんが、夏場は高温になると蒸れて枯れてしまうので涼しい場所で管理しましょう。
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