苔テラリウム・苔グラスを作るときにあると便利な道具をご紹介します。
ピンセット
ピンセットは苔をグラス容器に植える際にあると非常に便利な道具です。小さな植物を植えたり移動させたりするときに使います。
ピンセットがあれば、細かな配置や細工を施すことができ、テラリウムの出来栄えや美しさを左右するので必須のアイテムといえるでしょう。
手で直接コケを植えつけることもできますが、細かな配置ができず容器が汚れてしまったり出来や見た目が悪くなってしまいます。
また、ピンセットの代用品として箸を用いることもできます。苔テラリウムの容器は奥まで手の届かないものが大半なので、なるべく細かい作業ができるようにピンセットは用意しましょう。
はさみ
はさみは園芸用のものでなく普通のものでも良いですが、テラリウム専用のものを用意しておくと便利です。
苔をカットしてちょうど良い大きさにしたり、植えつけたものをメンテナンスするのに使います。苔をカットする際は刃先が短いものが使いやすく、また容器の奥まで届くリーチの長いものが良いでしょう。
植えつけたコケをトリミングし、美しさを保つようにしましょう。
小さなスコップ・スプーン
園芸で鉢に土を入れるときにはスコップを使いますが、苔テラリウムの場合容器が小さいので通常よりも小さめのスコップがあると便利です。
テラリウムの場合、スプーンがちょうど良い大きさです。小さな容器に土を入れるテラリウム用のスプーンを用意しておくと作業がはかどります。
霧吹き
苔に水やりをする際には霧吹きで与えるようにしましょう。
直接水道の蛇口から水をあたえたり、水滴で落としたりすると水を多めに入れてしまい容器の底部に余分な水がたまってしまったり、植えつけた苔や飾りつけた小石や流木等が移動してしまうことがあります。
霧吹きを使うことで苔に与える水分を細かく調整できるので便利です。
道具は身近なアイテムでも代用できます。いろいろ試してみてテラリウムを楽しみましょう。