レフ板とは
カメラ撮影において光の調節が必要になります。主に光を作り出す機材はライトですが、対象物に光を当てた場合に細かな調整をする機材として用いられるのがレフ板です。
レフ板のレフとは反射を意味するレフレックスを略した言葉。レフ板とはその名前の通り光を反射させる板のことを言います。
レフ板により光の強弱を調整することができ、対象物の影をやわらげたりすることができます。写真撮影には欠かすことのできない機材の1つです。
レフ板の効果と使い方
自然光やライトを当てるだけでも撮影はできますが、美しくイメージに沿った写真を撮影したいもの。このような場合にレフ板を用いた細かな光の調整が必要です。
ライトだけを照明機材として用いた場合、一方向からの光のみとなってしまい被写体に影ができてしまいます。
光の当たらない裏側の影になっている部分にレフ板を置くことで影の印象を弱めることができます。
また黒色のレフ板を使うことで反射を抑えて写真を撮ることもできます。
レフ板の位置やカラーを変えてイメージに近い写真を撮れるように調整しましょう。
レフ板の選び方
レフ板の大きさは被写体となるモノの大きさよりも大きいものを選ぶようにしましょう。
被写体よりも小さなレフ板だと効果があまり得られない場合があります。高さと幅が十分に広いものを選ぶようにしましょう。
大きなレフ板を使うことで光を被写体に回り込ませることができ、効果を最大限に得られます。
レフ板にはいくつか異なるタイプがあり、90度に折り曲げて使うタイプやグレーカラーのものなどがあります。
折り曲げて使うタイプはより光を後ろまで回り込ませやすいでしょう。
レフ板の色は白や黒の他に、グレーや銀色があります。仕上げたいイメージや被写体に応じて使い分けるのが上手な使い方になります。