
トラデスカンチア
トラデスカンチア(学名:Tradescantia)という言葉は科名ツユクサ属に分類される植物を広く指します。
観葉植物として出回っているものは、シマムラサキツユクサ(学名:Tradescantia zebrina)という種類で縦方向に島が入った葉が特徴的。
ここではトラデスカンチアという名称で観葉植物として広く栽培されているシマムラサキツユクサの解説になります。
原産地はメキシコや中央アメリカの熱帯地域に由来する植物です。
熱帯雨林の茂みや湿地に自生しており湿度の高い環境を好みます。
地面を這うよう匍匐して広がって生育する性質があり、グランドカバーにも用いられる植物です。

背丈は25cm程度まで生長します。成長速度が早く、栽培が容易なため初心者にもおすすめの観葉植物といえるでしょう。
栽培方法・育て方
トラデスカンチアは半日陰の柔らかい日差しを好む植物です。夏場の日差しの強いシーズンは日陰になる場所で栽培しましょう。
トラデスカンチアは室内栽培でも楽しむことができ、この場合明るい窓辺で栽培するようにしましょう。
日陰を好む植物ですが、日射が足りないと徒長して株が弱々しくなるため適当な日射量は必要です。
温度が高い環境を好むので、水やりは土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと与えるようにしましょう。
冬場の寒さには弱いので5℃以下になるような場合は室内栽培に切り替えるなど寒さの対策をしましょう。
ふやし方
トラデスカンチアのふやし方は主に株分けになります。
栽培が苦手な人はフェイクグリーンがおすすめ
水やりを忘れてしまったり冬場に温度管理が上手くできないなど、植物の栽培は苦手だけど身の回りにグリーンが欲しいという人は多いはず。
高価な植物を枯らせてしまうということもよくあります。
そこでおすすめなのがフェイクグリーンです。
最近では見た目が本物そっくりで質感の良いものが多いので、インテリアの一部として飾ってみると良いでしょう。
窓辺に飾ると目隠しとして使えるものもあります。