植物は日光に向かって成長する
冬場は外気温度が下がり植物にとって過酷な環境になることから、観葉植物や多肉植物を室内栽培に切り替えるのがおすすめの栽培方法です。
室内で植物を栽培する際に注意しておくポイントとして、植物は日光が当たる方向に茎を曲げて成長する性質があります。
植物が光が当たる方向に向かって生長する性質のことを<屈光性>と呼びます。
この植物の屈光性は植物の内側にある植物ホルモンの影響によって起こるといわれています。
植物は日光を受けることで成長に必要な栄養素を内部に自ら作って成長し、光の方向に葉を向けて育ちます。
窓辺の植物が曲がらないようにする
植物は一方向から光が当たるとその方向に曲がって育つため、四方からまんべんなく光を当てる必要があります。
窓辺に置いた鉢植えは定期的に鉢の向きを変えてやるのが良いでしょう。
また室内栽培の場合、薄暗い場所だとどうしても茎が曲がって成長してしまうので定期的に屋外に出して日光に当ててやるのが良いでしょう。
徒長した場合の対策
植物が間延びした姿になることを<徒長>といいます。室内栽培では日光が不足する場合がありモヤシのように細長く徒長してしまうことも。
徒長してしまった植物を立て直すことはできるのでしょうか。
適切な管理をすることで、植物の株を立て直すことはできますが、徒長した部分は元には戻りません。
姿形を整えるには徒長した部分を切り取り、新しい新芽が出やすい状態に仕立てるようにしましょう。
室内栽培の場合は風通しが良く、日当たりの良い窓際に置いて管理する必要があります。
日光不足で徒長してしまった場合は、日当たりの良い明るい場所か屋外栽培に切り替える必要があります。
植物用の電球を使う方法もある
室内栽培では日光が不足するため、植物栽培専用のライトを用いる方法もあります。
ネットでは様々なタイプの植物育成用のライトが販売されているので探してみましょう。