
水耕栽培は一般的な栽培方法と違い、土を使わずに野菜などの植物を栽培する方法です。
水耕栽培をする際のポイントはどのような容器で育てるかということではないでしょうか。
今回は通常は廃棄するペットボトルの空き容器を再利用して、水耕栽培用の容器を作ってみました。
ペットボトルを使って栽培容器を作る
普段の生活でペットボトルのごみがたくさん出てしまいますが、そんなペットボトルの再利用をかねて水耕栽培の容器として再利用しました。
用意したのは500mlのペットボトル。
まずカッターやはさみでペットボトルを半分にカットします。

ペットボトルを2つにカットしました。

切り離した上部のフタの近くにキリ等で小さな穴(給水孔)を空けます。穴の大きさはソイルが通らないように小さな大きさにするのがポイント。
カットしたペットボトルの上部を反対にして下部に挿し込みます。

ペットボトルの形状によっては、上手く重ならない場合もあります。ペットボトルは色々な形の物を試してみましょう。
ソイルのパーライトを上部に入れます。

下部に十分水を入れて上部分に給水できているか確認しましょう。

土の表面が湿っていれば植物が育つ環境が整っており、上手くセットできているといえるでしょう。
ソイルの表面が乾いている場合は上から適当な量の水を加えて土を湿らせます。
栽培する際の注意点と管理方法

実際にレタスを植えてみました。パーライトの土壌に根を張り成長していく様子を確認することができます。
底部から上部のパーライトの土に上手く給水されない場合はこまめに水を上から与えて用土が乾燥しないようにしましょう。
栽培容器は室内で管理する場合は日当たりの良い窓際に置くようにします。また屋外管理の場合は適度に日当たりが良く涼しい場所において管理します。
真夏の直射日光が当たり高温になるような場所では、容器が高温になって蒸れてしまい枯れることがあるので、涼しい場所で栽培を楽しみましょう。