育てて楽しい苔栽培ですが、問題は苔の入手方法。
苔栽培をする際に苔の入手方法としては、2つの方法があります。
1.園芸ショップやネットで購入する。
2.自然に自生しているものを採取する。
自然の中に自生している苔を採取する場合のメリットとしては、ショップでは手に入らない種類の苔を入手できることです。
デメリットとしては、アリやクモなどの小さな虫が混入してしまうことが挙げられます。採取した苔から虫が出てきたということは良くあります。
自然の中で苔を探してみた
今回は山に入って自生している苔を観察し、少量だけ採取してみました。

山に入ると本当にたくさんの種類の苔があります。普段は苔を意識して山道を歩くことは無かったのですが、探すといたるところに生えています。
見つけた苔の一部をご紹介。自然のコケの多くは小さな種類のものが多く、また種類が多いためパッと見た感じ同じに見えます。

山道を歩いて行くとホウオウゴケが自生していました。比較的大きな苔なので存在感があります。

こちらは、テラリウムなどで用いられるマメズタですが、自然の中でもよく自生しているものを見かけます。

川辺を歩いたときに見つけた水生の苔で、湿度100%に近い環境で自生している苔も見られました。
このほかにも様々な種類の苔を見つけることが出来ました。
苔を採取する際の注意点
自生している苔を採取する際の注意点は、まず採取している場所が自然公園や国有林などで採取しないことです。
また苔を採取する際は自然環境を壊さないように必要最小限にとどめるようにしましょう。
過度に採集するのは良くありません。控えマナーを守って苔観察を楽しむようにしましょう。