テラリウムにカビが発生したら
カビの菌はコケ類と同じく湿度のある場所を好みます。またカビ菌は様々な場所に存在しておりコケを植えた容器内にも侵入します。
コケ栽培をしていると、容器内に綿のようなカビが発生することがあります。
カビが発生した場合は、容器内のものを全て取り出して流水できれいに洗う必要があります。
水で容器内を洗う際には、少しでもカビや菌が残っている場合植え直したときに再度カビが発生してしまうので、入念に洗浄しましょう。
土壌にカビが発生している場合は再度カビが発生するのを予防するため、カビの発生した土壌を廃棄し、新しいものに取り替えた方が安心して栽培できます。
苔が伸びてきたらトリミングを行う
美しくセットしたテラリウムも苔が成長するにつれて、最初にセットしたものと異なる景観になってきます。苔が伸びすぎたら適度にカットしましょう。
苔の伸び方を見て判断しながらはさみでカットします。このとき用いるはさみは、容器の大きさに応じて適したものを用意しておくと便利です。
トリミングは苔の成長点である新芽をカットして元の形が残るようにします。
元の株を残すことで新たな新芽が生育し、容器の環境に合った苔の姿形や色彩を長い間楽しむことができます。