果樹栽培

ビワの栽培方法・育て方。栽培が容易で楽しみやすい果樹

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ビワ

学名:Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.

ビワは原産地を中国とする、オレンジ色の果実をつける日本でもなじみの深い果樹です。

高さは10m程度まで生長する常緑低木で、長楕円形の光沢のある厚みがある濃緑色の葉が特徴的。

ビワは温暖な地域でよく育ちますが、耐寒性もあります。日本では広く栽培されており、中国や韓国、その他のアジア諸国でも栽培されています。

一般的に、適度な日光と水を与えることでよく育ちます。

ビワは生食や加工用途に利用されます。生食では、熟した果実がそのまま食べられます。また、ビワジャムやビワの甘露煮など、加工食品としても利用されます。

葉は乾燥させて煎じてからお茶としても楽しむことができます。

ビワという名称は葉または果実の形状が楽器の琵琶に似ていることに由来するといわれています。

初冬に黄白色の花をつけた後、初夏にオレンジ色のビワの果実をならします。

栽培方法・育て方

ビワは日本の気候に生育が適しており栽培が容易。関東以西では露地栽培が可能です。

ビワは自身の花粉で受粉して果実をつける自家結実性の植物なので1本の果樹から収穫できるでしょう。

気候

ビワは温暖な気候を好みますが、耐寒性もあります。霜に弱いので、寒冷地では保護が必要です。日当たりの良い場所を選び、風通しの良い場所が理想的。

土壌

ビワは、排水の良い砂質土壌や砂質ローム土壌を好みます。pH値は中性からアルカリ性が適しています。

水やり

植え付け後、ビワの木には十分な水やりが必要です。特に乾燥した期間には注意が必要です。水は湿り気を保つが、根腐れを引き起こさないように排水性の良い土壌を用いるようにしましょう。

肥料

成長期には適切な肥料を与えるようにしましょう。有機質肥料を春に追加し、成長期中に液体肥料を定期的に与えると良いでしょう。

剪定

ビワの木は剪定が必要です。剪定によって木の形を整え、通気性を確保し、収穫を容易にすることができます。

ふやし方

ビワは実生(種まき)、挿し木、取り木でふやすことができます。

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Hiroshi N

趣味は旅行と植物の栽培です。自分が興味のあることについて記事を書いています。

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