タンジー
学名:Tanacetum vulgare L.
タンジーは別名ヨモギギクとも呼ばれる黄色いボタン状の花を咲かせるハーブです。
原産地はヨーロッパやアジアの地域で、ややからっと乾燥した気候を好む植物です。
高さは80~120cm程度の高さまで生長する多年草。シダのような見た目のギザギザ形状の葉に特徴があります。
7~10月ごろに黄色いボタン状の花を咲かせます。
タンジーは強い香りがある植物で、古くから消毒や防虫剤・殺虫剤として用いられてきた歴史があります。
ヨーロッパでは古くから宗教的な儀式に使われた香草として有名。
栽培方法
タンジーは生育が旺盛で栽培も容易なハーブです。
日光を好む植物なので日当たりの良い場所または半日陰の場所で栽培しましょう。
日本の高温多湿を嫌うので夏場は風通しの良い場所で、直射日光をなるべく避けて栽培しましょう。
水やりは鉢植えの表土が乾いたタイミングでたっぷりと与えるようにしましょう。
寒さや暑さにも強く温度管理も容易な植物といえるでしょう。
ふやし方
タンジーのふやし方は、実生(種まき)、挿し木、株分けの方法があります。
地下茎を伸ばして広がるように生長する性質があるので株分けでふやすのが容易。