ツボグサ
ツボグサ(別名ゴツコラ)はインドや東南アジアなど南半球の地域を原産地とするセリ科の多年草です。
学名:Centella asiatica, 英名:Gotu Kolaとされています。
小さな扇形の葉をつけ葉と茎の部分はハーブや薬として用いられています。
ツボグサの生育の特徴としてはランナー(地下茎)を伸ばして横に這うようにして生長します。
古くから薬用の植物として用いられており、インドの伝統医学アーユルヴェーダでは解熱や強壮に効果をもつハーブとして用いられてきました。
薬用ハーブとしての効能は、抗炎症、抗酸化、抗菌、保湿、鎮静作用などがあるとされています。
また老化防止の効果があるとされており、「若返りのハーブ」と呼ばれることも。
栽培方法・育て方
ゴツコラは半日陰の環境を好みます。特に夏場の管理方法で注意したいのは日射。
夏場は直射日光が当たらないように涼しい日陰で栽培するようにしましょう。
比較的乾燥した環境を好むので、用土は水はけの良い物を選びましょう。
水やりの頻度については、春・夏・秋の生育が盛んなシーズンは表土が乾いたタイミングでたっぷりと与えるようにしましょう。
冬場はそれほど水やりは必要なく、3日~1週間に1回程度植物の状態を見ながら与えるようにしましょう。
ハーブとしての楽しみ方
ベトナムなどの東南アジアでは青汁ジュースのようにして飲まれます。ジュースに加えて楽しむのも良し。
生葉をそのままサラダに加えて食して楽しむことができます。また鍋料理やスープの具材として利用できるでしょう。
栽培が苦手な人はフェイクグリーンがおすすめ
水やりを忘れてしまったり冬場に温度管理が上手くできないなど、植物の栽培は苦手だけど身の回りにグリーンが欲しいという人は多いはず。
高価な植物を枯らせてしまうということもよくあります。
そこでおすすめなのがフェイクグリーンです。
最近では見た目が本物そっくりで質感の良いものが多いので、インテリアの一部として飾ってみると良いでしょう。
窓辺に飾ると目隠しとして使えるものもあります。