ザミオクルカス
ザミオクルカス(zamioculcas)はサトイモ科ザミオクルカス属に分類され、原産地をアフリカ東部とする観葉植物です。
ザミオクルカスの魅力はその外見。光沢のある葉は肉厚で多肉質で水分を貯め込む性質があります。
1つの茎に10枚程度の葉がつき、成長期にはつぼみのようについた葉が一斉に開くように生育するのが特徴。
樹高は30~60cm程度に生長しますが、コンパクトなので小さなスペースでも楽しめるでしょう。
ザミオクルカスは耐陰性があり日陰でも栽培できるので、室内栽培にも向いています。
葉の色が黒く個性的なザミオクルカス・レイブンや、ザミオクルカス・ザミーフォーリアなどいくつか品種があり、葉の形や色などバリエーションがあるので気に入ったものを選ぶのがおすすめ。
樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれており毒性があるので子供やペットなどがかじったりしないように注意しましょう。
育て方・栽培方法
ザミオクルカスはアフリカ原産で乾燥に強い性質があります。また湿度の高い状態を嫌います。
水やりはサボテンなどの多肉植物に似ていると言えるでしょう。
春・夏・秋のシーズンは土が乾燥したタイミングでたっぷりと水を与えるようにしましょう。
冬場の水やりは控えめに行います。土が乾燥してから数日経ったくらいが水やりの目安。月に3回程度植物の状態を見ながら水やりをしましょう。
またザミオは半日陰の柔らかい日差しを好みます。日当たりに関して上手な管理方法は夏場直射日光を避けること。
夏場は明るい日陰(半日陰)で栽培するようにしましょう。春・秋・冬は日当たりの良い場所で栽培しましょう。
ザミオは室内栽培にもおすすめ。室内で栽培する場合は日光が入る明るい窓辺で栽培するようにしましょう。
ザミオは寒さに弱い植物です。気温が15℃以下になると生育が鈍くなります。
冬場5℃以下になるような場合は室内に取り込むなど寒さの対策が必要になります。
ふやし方
ザミオをふやす方法としては、挿し木と株分けでふやすことができます。
栽培が苦手な人はフェイクグリーンがおすすめ
水やりを忘れてしまったり冬場に温度管理が上手くできないなど、植物の栽培は苦手だけど身の回りにグリーンが欲しいという人は多いはず。
高価な植物を枯らせてしまうということもよくあります。
そこでおすすめなのがフェイクグリーンです。
最近では見た目が本物そっくりで質感の良いものが多いので、インテリアの一部として飾ってみると良いでしょう。
窓辺に飾ると目隠しとして使えるものもあります。