栽培のポイント
・冬場は5℃以下にならないように管理する
・日当たりの良い場所で栽培する
・水やりは表土が乾いたタイミングにたっぷりと行う
・クリスマスシーズンに赤く発色させるには短日処理が必要
ポインセチア
ポインセチアの大きな特徴は真っ赤な葉を持つ見た目でしょう。赤い葉が美しい観葉植物です。
ポインセチアはトウダイグサ科トウダイグサ属に属する常緑性低木で、原産地はメキシコやアメリカで温暖な地域に由来します。
12月頃にホームセンターや園芸ショップの店頭に並ぶことが多く日本ではクリスマスの植物として販売されています。
11~12月頃に株の上部の葉が赤く色付き始めます。
赤と緑のコントラストがクリスマスの色彩とマッチしていることからクリスマス用の飾りつけにも用いられる植物です。
ポインセチアは短日植物と呼ばれ、日照時間が一定よりも短くなることで花芽の形成が促される性質があります。
人工的に日照を短くする短日処理を行うことで花芽を付けることができます。
葉を美しい赤色に発色させるには短日処理が必要となります。
9~10月頃の季節になったら夕方5時頃から14時間程度、日光や室内の蛍光灯などの光が当たらないように暗い環境で管理しましょう。
短日処理のやり方としてはダンボールで覆うなどの方法があります。
栽培方法・育て方
ポインセチアは冬場に店頭で販売されるため寒さに強いイメージがありますが、温暖な環境を好む植物です。
冬場5℃以下になるような場合は室内栽培に切り替えるなど寒さの対策をしましょう。
ポインセチアは日光を好む植物なので日当たりの良い場所で栽培しましょう。
春・夏・秋のシーズンの水やりについては表土が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えるようにしましょう。
冬場の水やりは控えめにしてやや乾燥気味にして管理すると良いでしょう。土が乾いたタイミングで適宜与えるようにしましょう。
ふやし方
ポインセチアのふやし方は主に挿し木になります。
挿し木のシーズンは20℃以上気温がある春から夏にかけての季節が適期になります。
栽培が苦手な人はフェイクグリーンがおすすめ
水やりを忘れてしまったり冬場に温度管理が上手くできないなど、植物の栽培は苦手だけど身の回りにグリーンが欲しいという人は多いはず。
高価な植物を枯らせてしまうということもよくあります。
そこでおすすめなのがフェイクグリーンです。
最近では見た目が本物そっくりで質感の良いものが多いので、インテリアの一部として飾ってみると良いでしょう。
窓辺に飾ると目隠しとして使えるものもあります。