栽培のポイント
・枯れにくく栽培しやすい植物
・日当たりの良い場所で栽培すること
・表土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりをする
オリヅルラン
オリヅルランは南アフリカや西アフリカ地域を原産地とするユリ科の植物です。生育が盛んで栽培が容易なことから観葉植物として古くから親しまれてきました。
自生地では湿潤な場所に生えており、株元からランナーと呼ばれる枝を伸ばして新しく子株を作り増えていく植物です。
オリヅルランという名前の由来は株元からランナーを伸ばした先にオリヅルのような形の子株をたくさんつけることから来ています。
ランナーを伸ばして子株をつけることで大きく横に広がり成長していきます。
緑色の葉に黄色い線が入ったソトオリヅルランや、黄色い線が葉の中央に入ったナカオリヅルランなどが園芸種としては一般的です。
栽培方法・育て方
日光
オリヅルラは日光を好む植物なので、一年を通して日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
室内栽培の場合は明るい窓辺に置いて栽培しましょう。日光が足りないと徒長して見た目が悪くなります。
水やり
春夏秋の生育期シーズンは表土が乾いた頃合いでたっぷりと水を与えましょう。
オリヅルランは根が多肉質で水を貯えることができるようになっており、乾燥にも強い植物です。冬場の水やりは控えめにしましょう。
冬場は土が多少乾燥しているような状態で問題ありません。
ふやし方
オリヅルランの増やし方は大きく分けて、株分けと挿し木の２つの方法があります。株が大きく成長してきたら、大きめの鉢植えに移し替えるタイミングです。植え替えの際は、株分けを検討してみましょう。
また挿し木で増やす方法としては、ランナーを根元で切り取りって挿し木とします。
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