多肉植物は茎や葉や根などに水分を多く蓄えることができるように多肉質になっている植物の総称です。
多肉植物はその名のとおり、植物の各部分が多肉質であることが他の植物との大きな違いです。
アロエやサボテンなどは日本でも古くから園芸植物としてなじみがありますが、これらの植物も多肉植物に分類されます。
栽培する際の大きな特徴は他の植物に比べて水やりが少なくても良い点です。
多肉植物は原産地が砂漠や乾燥地帯であるため、水分を蓄えやすい構造になっています。
多肉植物の水やりにはコツが必要
栽培で注意する点は水をやりすぎると枯れてしまうことです。多肉植物を栽培するにあたって、水をやり過ぎないように気をつけましょう。
通常の草木を育てるのと同じように水やりと植え替えをしてしまうと生育がうまくいきません。
多肉植物を上手に育てる3つのポイント
多肉植物は通常の草木の育て方とは少し異なるということに気をつける必要があります。
栽培する際は以下の3つのポイントを押さえましょう。
1.水をやり過ぎないこと
多肉植物の水やりは、葉にしわができてからでも大丈夫です。毎日水を与えてしまうと、枯らしてしまうので注意。むしろ水やりは少ない方が良いと頭においておきましょう。
鉢土が乾いていても多肉植物にとっては良好な土の状態であったりするので、水やりの目安は葉に少ししわができた頃にしましょう。
屋外で育てる場合は軒下など雨水がかからない場所においておきます。また梅雨の雨が多い時期は室内に移しましょう。
2.明るい場所で育てること
多肉植物を室内に置く場合は日当たりの良い窓辺に置きましょう。また屋外の場合は明るい軒下に置くのがおすすめです。
長時間直射日光が当たる場所は夏場は葉やけを起こしてしまうことがあるので注意が必要です。
3.冬場の気温に注意すること
冬場に0℃以下になるような場所には鉢を置かないことです。冬場は屋内で栽培するのがおすすめです。
また、水やりも厳寒期にはほとんどする必要がありません。冬場の水やりは気をつけましょう。