セージは爽やかな香りとほろ苦さが特徴的で肉料理などに使われる人気のハーブです。
原産地の地中海沿岸地域では薬効のあるハーブとして用いられてきました。
セージは植えてから3年程度で生育が鈍ってくるので、その頃を見計らって新しい苗を作るのがおすすめです。
セージのふやし方
セージのふやし方として主に3つの方法があります。
実生(種子)でふやす
種子で増やす方法です。ホームセンターや園芸ショップなどでもセージの種は広く販売されているので最も手軽に楽しめる方法です。ネットでも販売されています。
とり木でふやす
とり木とは枝の一部に傷をつけてミズゴケなどを巻いておきその部分から発根させる方法です。
セージもとり木でふやすことができます。セージの根元で枝分かれした枝を地面に紐かワイヤーで誘引して土をかぶせます。土をかぶせた部分から根が出てくるので、カットして新しい苗とします。盛り土法と呼ばれる方法でふやします。
さし木・さし芽でふやす
セージはさし木でふやすことができます。さし木は健康な枝の一部をカットして水につけておき発根してから地面に植え付けます。
セージのさし木・さし芽の方法
セージのさし木のベストシーズンは4~6月ごろの春と9~10月ごろの秋。セージの生育が盛んになる季節が適期になります。
10~15cm程度の長さに枝を切り取ります。さし木に用いる枝はその年に伸びた新しい茎を選ぶようにしましょう。
切り取った枝は弱らないように、すぐに水につけます。
数日水につけておいた後、発根してきたら培養土に植えつけます。
2週間程度で発根しました。