園芸では虫の繁殖に注意
園芸を楽しむ上で注意すべきポイントは虫がわいたり病気になったりすることです。
植物につきやすい害虫として最も多いものがアブラムシではないでしょうか。
早期の対策としてつぼみの先端部分をチェックする
アブラムシは植物のつぼみなどの先端部分に多く発生します。

最初は植物の先端部分につきますが時間が経つにつれ繁殖していき茎や葉裏へと広がっていきます。
アブラムシは群がって繁殖し植物の汁を吸い成長を阻害します。
アブラムシの繁殖の対策として初期の発見が重要です。つぼみの先端にアブラムシを発見した場合はすぐに駆除するようにしましょう。
アブラムシが発生する時期
アブラムシが発生する時期は4~11月にかけての春と秋に多く発生します。

特にアブラムシが活発になるのが3月下旬から6月頃までの春先の暖かくなるシーズンです。
夏場は暑さに弱いため活動がにぶりますが、秋口になり涼しくなると再び活発になります。
アブラムシの対策と駆除方法
浸透移行性の粒剤を使う
アブラムシの対策として根から吸収されるタイプの浸透移行性の粒剤が販売されています。
アブラムシが繁殖する前の3月頃にまいておくことで予防できます。
スプレー剤を散布する
アブラムシがすでに発生しており範囲が広い場合は、スプレータイプの薬剤を噴霧する方法があります。
これは害虫に直接薬剤をかけることで駆除する殺虫剤となります。
薬剤によっては野菜やハーブなど食して楽しむ植物の場合は使用できない場合があります。薬剤のラベルをよく読み正しく使用するようにしましょう。
アブラムシの対策は初期の発見が重要
アブラムシの活動が活発になりだす3月下旬に植物のつぼみをこまめにチェックするようにしましょう。
アブラムシの駆除は広範囲に繁殖する前に早めにやってしまうのが重要です。