オリーブとは
オリーブの歴史は古い
オリーブの歴史は古く紀元前2~3世紀から栽培されていたといわれています。
スペインでは樹齢1000年を超える老木が今なお果実をつけ続けているという話があります。
オリーブの実の利用方法
オリーブと聞いてまずイメージするのはオリーブオイルや塩漬けにされたオリーブの実ではないでしょうか。
果実からはオレイン酸が豊富なオイルが取れる上に塩漬けやピクルスに加工されて食されます。
オリーブの木の特徴
オリーブは生命力が強く、やせた土地や気温の低い場所や海辺で潮風が強い場所でも栽培しやすいことが特徴。
耐寒性が強く-10℃程度でも影響なく生育するため初心者にも栽培におすすめの植物です。
オリーブの木は高さ3~5m程度になる常緑高木で庭木・観葉植物としても人気のある植物です。
葉は3~5cm程度で細長く、裏面が銀白色であることで遠くから木を眺めると銀白色に見えるのが特徴的。
育て方
場所
オリーブは日当たりが良く、風通しの良い場所で管理します。乾燥気味の環境を好むので、土壌は水はけの良いものを選びましょう。
コンテナや鉢植えで栽培する場合は水はけの良い土で。水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えましょう。
植え付け
苗の植えつけは基本的には3~4月の春に行います。温暖な場所であれば9~10月の秋植えも可能です。
剪定
オリーブの木の枝を剪定して整える作業は春が適期です。だいたい3~4月ごろ。
実の収穫
オリーブの実の収穫は黒く熟してから。9~10月ごろに。
オリーブの実を成らせるには
実を成らせたい場合、木を1本だけ植えただけでは実がなりにくいので注意が必要。
オリーブの実を結実させるには異なる品種のオリーブの木を2種類以上栽培する必要があります。
オリーブには500種類以上の品種(マンザロニ、ミッション、ネバティ・ブランコなど)があります。
異なる種類を近くに栽培すればオリーブが実をつける確率が高まります。実を成らせたい場合は木が受粉できるように近くに植えるようにしましょう。