エケベリアはロゼット型の整った形が美しい植物です。多肉植物の代表的な植物と言えるでしょう。
多肉植物は挿し木(葉挿し)で増やしやすい
多肉植物であるサボテンやアロエ、エケベリアなどは挿し木で手軽に増やすことができます。
他の植物の挿し木に比べて難易度が低いので初心者にもおすすめです。
挿し木に適した時期
多肉植物を挿し木で増やすのに適した時期は春から秋にかけてです。気温が低く生育が鈍る冬場は避けた方が無難でしょう。
夏場は直射日光が当たったり、高温になると枯れてしまうので風通しの良い涼しい場所を選びましょう。
挿し木の手順
多肉植物の挿し木(葉挿し)はとても簡単です。まず多肉植物の葉を切り取ります。
今回はエケベリアで葉挿しを実際に行いました。

切り取った葉は風通しの良い涼しい場所に置いておき、切り口を1~2週間程度乾燥させます。この間水を与える必要はありません。
2週間程度すると切り口から新芽が出てきます。

新芽が出始めたら土の入った鉢植えにそのままの状態で置きます。土は乾燥していると根が定着しないので若干湿らせておきましょう。
新芽が出た場所に少し土が触れる程度にして挿し葉を置くのがポイント。定着させる土はやわらかいものが良いでしょう。
葉を土の上に置いてから1~2週間程度経つと新芽から根が伸び地面に定着していきます。この間は葉を動かさないこと。
根が定着した後は通常の多肉植物と同様に管理します。
多肉植物の挿し木は成功する率が高く、増やすと楽しいので是非試してみてください。