コウヤノマンネングサはネット通販でも広く扱われている種類のコケです。アマゾンでも販売されています。
今回コウヤノマンネングサを入手したのでテラリウムを作りたいと思います。
コウヤノマンネングサの特徴

コウヤノマンネングサの大きな特徴はヤシの木のような見た目とその大きさではないでしょうか。
茎部分は根のように地面をはっている地中部分と真っ直ぐに伸びた地上部分に分けることができます。
地上部分の高さは約5~6cmにもなり、苔の中ではかなり大きな種類といえます。
自生している場所ですが、沖縄を除く日本全国に広く自生しています。
湿度が十分にある場所を好み、直射日射が当たらないような日陰に自生している苔です。
ボトルで栽培する
コウヤノマンネングサの栽培容器としてガラス製のフタ付きの瓶を用意しました。
コウヤノマンネングサは高さが高いので、高さが大きめのガラス容器を用意しましょう

土はアクアリウム専用のソイルを用いました。黒い土を用いると苔の緑が映えるのでおすすめ。

ソイルを用意したガラス瓶に入れていきます。苔が倒れないように十分深さを確保しましょう。

敷き詰めたソイルの上に溶岩石をセットしました。レイアウトを考えてから苔を植えていきます。苔を傷つけないように植えていく作業はピンセットで行うようにしましょう。

コウヤノマンネングサのセットは土の部分に茎が埋まるようにセットすると直立し見栄えが良くなります。
また足元がさびしい場合は他の種類の苔を組み合わせると更に見栄えが良くなります。
コウヤノマンネングサの管理方法と育て方
苔全般に言えることですが、湿度の高い場所を好みます。また直射日光の当たらない明るい日陰で管理するようにします。
苔を枯らせてしまう原因の1つとして水分や湿度が不足していることが考えられるので、十分に水を与えて湿度を保つようにしましょう。
フタ付きの容器で育てると、容器内の湿度が保たれて管理が簡単なのでおすすめです。湿度の目安ですが葉や茎が少し濡れている状態を保つと苔が健康に育ちます。
また夏場の管理はや高温の場所に置かないようにしましょう。特に気をつけたいのが夏場の蒸れで枯れてしまうことです。
水を多く与えた状態で高温の場所に置くと蒸れて枯れてしまうので、夏場は風通しの良い涼しい場所で管理するか、日中の水やりは控えましょう。
増やし方ですが、コウヤノマンネングサは生育の環境が整っていると放っておいても地下茎から新しい芽が伸びて増えてきます。
伸びてきた部分を切り取って植えなおしても良いですし、群生させて楽しむことも出来ます。

コケリウムを作るなら
コケリウムを実際に作る場合、書籍が手元にあると便利です。様々なレイアウトが美しい写真で掲載されているのでおすすめ。
コケの栽培方法も掲載されているので枯らせてしまうことも減るでしょう。
実際に作る前にチェックしておきましょう。