植物を増やす方法としてポピュラーなやり方が種をまいて増やす方法です。
一年で枯れてしまう植物、いわゆる一年草を楽しむにはその年に種をまく必要があります。
一年草の種を植える際に注意しておく点が種をまく時期がシーズンと合っているかどうかという点です。
種のパッケージの種植えの時期を見たときに、植物の種類によって植える時期が違う場合がありますが、なぜ違うのでしょうか。
一年草の種まきのシーズンは春か秋
種から毎年育てる一年草は、春にまく種類と秋に種をまく種類に分けられます。
春まきの代表的な植物として、アサガオ、ヒマワリ、コスモス、マリーゴールド、ホウセンカ、サルビアなど。
秋まきの代表的な植物として、キンギョソウ、パンジー、ハボタン、キンセンカ、デージー、ヒナゲシなど。
春に種をまく植物の特徴として挙げられるのは、寒さに弱い種であること。これらの植物の自生地は暖かい地域であるため、冬の寒さに耐えることができずに冬場に枯れてしまいます。
秋に種をまく種類の植物の特徴として挙げられることは、暑さに弱いということ。
秋にまく植物は、冬を経て春に花を咲かせる種類で、梅雨からの高温多湿に耐えることが出来ずに枯れてしまいます。
種まきの最適な時期は春の場合3,4月、秋の場合は10,11月ごろでしょう。
植物の原産地によって種まきのシーズンが異なるので、土に植える前に必ずその植物の適期をチェックしておきましょう。
植物は原産地の気候に合うように出来ていますので、それに合わせて種をまく必要があります。