園芸やガーデニングを楽しむ上で、最も基本的な管理が水やりです。水やりは植物を育てる上で最も重要な作業といわれています。
水やりをする際に気をつける4つのポイント
1.植物の種類によって水を多く必要とするものと、それほど必要としないものがある。
乾燥地を自生地とする植物はそれほど水を必要としません。サボテンや多肉植物などは少ない水分の土地で生育しているため、水のやりすぎは枯れる原因になります。
2.植物の生育時期によって水の必要な量が変わる。
植物が葉を広げ活発に生育している時期は水を必要としますが、冬季の休眠している時期には、それほど必要としません。
3.植物の植えられている土の性質によって水の量を変える。
排水性の良い土壌では土が乾きやすいので、毎日土の状態をチェックして水やりをする必要があります。
排水性が良くない土の場合の水やりはそれほど頻繁にする必要は無いでしょう。
4.天候や季節によって必要な水の量が変わる。
晴れた日は土が良く乾くので、土の状態をチェックして水をやります。雨や曇りの日は水やりを控えます。
これらの4つのポイントを押さえつつ植物の状態をチェックし水を与えるようにします。
水やりは土の表面が乾いてから行う
土の表面が湿っている状態で水やりをすると、土の中が水で飽和状態になり根が呼吸できなくなってしまいます。
また根は水を求めて伸びるため、常に水がある状態だと根の発育が止まってしまいます。
根も呼吸しているので、土の乾燥と湿潤が交互に行われるように、ある程度乾燥してから行うのが上手な水やりとされています。
鉢植えの水やりはたっぷりと行う方が良い
鉢植えに水を与える際は中途半端な量を与えるのではなく、鉢の底部から水が流れる程度にたっぷりと与えるのがコツ。
たっぷりと水を与えることによって鉢の中の水分と空気を入れ替える効果があります。