マンションやアパート住まいで植物の栽培を楽しむ場合、鉢植えは室内かベランダに置くことになります。
ベランダで植物の栽培を楽しむ場合は夏場や冬場の管理に注意が必要です。
ベランダでの園芸・栽培は温度管理に注意
ベランダで鉢植えは温度変化が大きく植物にとって厳しい環境になりがちです。
夏場は非常に高温になり、冬場はとても寒くなる環境のため季節によって適切に管理するようにします。
ベランダ栽培では夏場と冬場の対策が異なります。それぞれの時期に適した対策を講じることが枯らさないポイントです。
夏場の管理
夏場のベランダは高温になることから、暑さ対策が必要です。ベランダはコンクリートでできているため熱がこもり易いので、熱から植物を守る必要があります。
ベランダの床からの熱で植物を枯らさないためには、直接鉢を地面に置かないことが重要です。
床からの熱を和らげるため、ウッドデッキやウッドパネル、人工芝を設けると効果的です。
また打ち水をすると温度を下げることができます。
強い日差しに対しては、よしずを利用すると日陰や半日陰になるので、強い直射日光に弱い植物にとって良い環境を作り出すことができます。
冬場の管理
冬場のベランダは低温になるので寒さから植物を保護する必要があります。
また冬場は湿度が低く乾燥し易いことと、北風の影響で水切れしやすいので注意します。土の乾きを定期的にチェックします。
寒さに弱い植物は夜間に室内に取り込むなど、こまめな管理が必要です。
室内に鉢植えを取り込む際は、暖房の温度に気をつけましょう。またエアコンの空気が直接あたると植物が弱るので置き場所に注意。
暖房のかかっていない室内においておくのがおすすめです。
また寒さ対策には、ベランダ用の小型ビニールハウスを利用する方法があります。
冬場のベランダ栽培は寒さと、冷たい風が当たらないように対策する必要があります。