苔を栽培する際に水やりを毎日する必要があることが面倒だと思ったことはないでしょうか。
また旅行などでしばらくの間、家を留守にしたとき水をやりが出来ない場合どのように管理すべきでしょうか。
ープラスチック製の簡易保湿容器で栽培するー
室内で苔栽培をする際にテラリウムにしたり、きれいなガラスの容器に入れて部屋に飾ったりしますが、水をやらなければ枯れてしまいます。
旅行で留守にしたり、水を与えることが出来なくなった場合は、気密性の高いフタ付きのプラスチックケースや透明なタッパー、小さな空気穴を空けたビニール袋などを使うのがおすすめ。
気密性のあるフタ付きのプラスチックのケースにコケを入れ水をたっぷりと与え日陰の涼しい場所に置いておけば2週間程度は持つでしょう。
注意点は、直射日光の当たる高温になる場所には置かないこと。容器内が高温になると蒸れてコケが枯れてしまいます。涼しい場所に置きましょう。
また管理の苦手な人や、忙しくて時間があまり無い人にもおすすめ。密閉された容器の中で水分が蒸発しないので、コケに適した湿度の高い環境が作れます。
水やりも1週間に1回程度で問題ありません。
プラスチックのケースは100円ショップに売られているような簡易なもので十分です。また食品が入っているプラのケースでも十分使えます。
ー置き場所についてー
気密性のある容器に入れたコケは、直射日光が当たる場所や冷暖房の風が当たる場所には置かないようにします。
コケを置いておく場所はレースのカーテンがあるような適度に明るい窓際が理想的。
コケは光合成によって養分を得ているので、ある程度の日光は必要です。必ず木漏れ日程度のやわらかい日光が当たる場所に置いて管理します。