苔テラリウム・苔ボトルの見栄えを上げるテクニックとして、苔以外の植物を寄せ植えする方法があります。
自然界では苔は周りの植物と共存しています。このことから、苔を栽培している容器に別の種類の植物を植えても問題ありません。
ただ寄せ植えする植物との相性がありますので、生育環境を考慮する必要があります。
寄せ植え出来ない植物もあるので注意。
苔と生育環境で相性の良い植物
コケと寄せ植えして栽培できる植物の特徴としてまず湿度の高い場所で生育できることがポイントです。
そしてもう一つのポイントが日陰で育つことのできる植物であること。
シダ植物
苔と寄せ植えする植物でおすすめなのがシダ植物です。シダ植物は苔の生育環境に近い場所で生育します。
シダ植物は日陰を好み湿度の高い場所で生育します。自然環境においても苔とシダ植物が同じ場所で生育するものを見ることができます。
シダ植物は苔と違い、葉や茎の区別があり形状が異なります。また大きさもかなり異なります。
ユキノシタ
ユキノシタもコケと生育環境が似た場所で生育する植物なのでコケリウムに一緒に入れて楽しむことが出来ます。
湿度が高く日射が当たらない場所でも生育するのでコケの環境にマッチします。
マメヅタ
マメヅタはその名の通り豆のようなコロンとした丸い葉が特徴の植物です。シダ植物の仲間でコケと相性の良い植物。
自然の中では湿度が高い場所で自生し、日陰を好むのでコケと寄せ植えするには最適の植物と言えるでしょう。
苔とうまく組み合わせることで、テラリウムの見栄えをレベルアップすることができるでしょう。