苔テラリウムで苔を育てる容器はどんなものが良いのでしょうか。コケの栽培で用いる容器の特徴で大きく2つに分けられます。
フタありの容器
フタのある容器の場合、密閉されているので、2~4週間水を与えなくても苔が育つので手入れが簡単です。
ただしコケの種類によって向き不向きがあるので注意が必要です。フタありの容器に向いているコケの種類はコウヤノマンネンゴケや、コツボゴケ、ヒノキゴケなどです。
乾燥が苦手なコケはフタありの容器が向いているでしょう。
フタなしの容器
フタのない容器を用いた場合、コケに触れたり香りをかいだり出来るのでよりコケ栽培を楽しめると言えるでしょう。
また栽培しやすいので水やりと手入れをこまめにする必要があります。乾燥に弱い種類のコケを栽培する場合はフタのついている容器で栽培した方が良いでしょう。
フタなしの容器には、アオギヌゴケや、オオミズゴケ、コスギゴケなどが向いています。
コケ栽培の容器は基本的に何でもOK
フタありフタなしの向き不向きはコケの種類によってありますが、基本的にはどのような容器でも栽培できます。
花瓶や水槽、食器、金魚鉢、試験管等いろいろな容器で栽培できるので、身の回りにある気に入った形の容器を見つけて栽培してみては。
コケの成長や寄せ植えした植物の成長を考慮することもポイントです。縦に伸びる植物を植える場合、縦長の容器を選ぶ、また横に広がる植物なら横長の容器を選びましょう。
苔テラリウムは室内に飾ることを前提に、インテリアの一部として飾れる容器を選ぶのがおすすめ。
容器は曇っていない透明度の高いものの方が良いでしょう。また植えつける前に汚れがないようチェックしてきれいに洗っておくのがポイントです。