見た目にも美しい苔テラリウム。苔のベースはどうなっているのでしょう。
苔テラリウムを作る際には苔の生育する土台となる土を入れます。
ベースとなる土にも向き不向きがあるので注意しましょう。
苔のベースとしては主に土・砂・砂利・石などが挙げられます。また、一般的な園芸用の土でも苔のベースとして用いることができます。
横からの見た目も大事
苔テラリウムは透明なガラス容器に入っているため、苔だけでなく土台となる土も外から眺めたとき美しさの要素となります。横からの見た目も意識する必要があります。
ただ単に栽培用の土として入れるのではなく、質感や色合いも考えて選ぶのがポイントです。横から眺めたとき生育する苔とマッチする色身の土を入れるのが良いでしょう。
美しく砂のレイヤーが出来るように複数の土を混ぜて配置すると尚良いものができるのではないでしょうか。
苔テラリウムに用いられる土の特徴
苔テラリウムでおすすめの土として、ゼオライトが挙げられます。
ゼオライトは吸湿性、吸水性が良く土壌や水質を改善する効果もあります。
テラリウムの容器として使うガラス容器は通常の鉢植えと違い水抜き穴が無いので、余分な水分が外に流れ出ません。
このことから、保水性が良く水はけの良いベースを選ぶことがポイントです。赤玉土は園芸全般で用いられていますが、苔テラリウムにも使うことができます。
赤っぽい色合いのセラミスも通気性と保水性に優れているのでおすすめです。また排水性、通気性の良い軽石を使うのも良いでしょう。