レモンバーベナ
レモンバーベナ(Lemon Verbena)は、南アメリカ原産の多年生のハーブで、強いレモンの香りが特徴です。
別名はコウスイボク(香水木)、ベルベーヌ、ボウシュウボクとも呼ばれる。
学名は Aloysia citrodoraで、一般的には料理やハーブティー、アロマセラピーなどで利用されます。
Aloysiaは、スペインの国王カルロス4世の妻、マリア・ルイサ(Maria Luisa)の名前に由来しています。植物学者が彼女に敬意を表して命名しました。
citrodoraはラテン語の "citrus"(シトラス、柑橘類)と "odor"(香り)から来ています。つまりり、"citrodora" は「シトラスの香りがする」という意味です。
料理やハーブティー、アロマセラピーなどで広く使われています。見た目は細長い葉を持ち、夏には小さな白や薄紫の花を咲かせます。
葉は細長い形状で、触れると爽やかなレモンの香りがします。
樹木のような形で高さは90~120cm程度の大きさになりますが、原産地では2m以上に生長するものもあります。
利用方法
料理: サラダやデザート、魚料理などに使われます。
ハーブティー: 乾燥させた葉をお湯に浸してティーとして楽しむことができます。
アロマセラピー: 精油として利用され、リラックス効果があります。
栽培方法
日当たり: レモンバーベナは日当たりを好むので、できるだけ日光がよく当たる場所に置きましょう。
水やり: 水はけの良い土壌を好みます。土が乾燥したらたっぷりと水を与えましょう。ただし、過湿には注意が必要です。
土壌: 水はけの良い土が適しています。一般的な園芸用の土に砂を混ぜると良いです。
肥料: 成長期(春から夏)には、月に一度ほど薄めた液体肥料を与えると良いでしょう。
剪定: 定期的に剪定して形を整えると、健康的な成長を促します。また、花が咲いた後に剪定すると、次の花の咲き具合が良くなります。
寒さに弱いので、寒冷地では鉢植えにして冬は室内に取り込むか、防寒対策をしましょう。また、過湿を避けるために鉢底にしっかりと水はけの良い環境を作ることが大切です。