サフラン
サフラン(学名:Crocus sativus L.)はスペイン料理パエリアに使われるのが有名なハーブ・スパイスです。
サフランにはクロシンという色素が含まれており料理に加えることで鮮やかに色付けすることができます。
ハーブ・スパイスとしての歴史は古く、古代エジプト、古代ギリシャまたは古代ローマ時代から薬草として利用されてきました。
サフランの原産地は地中海沿岸、小アジア地域。やや乾燥気味の気候に適した植物です。
植物としては高さ10cm程度の小ぶりの大きさの多年草で、球根をつけるのが特徴。
10~11月ごろ秋のシーズンに薄紫色の花を咲かせます。スパイスとして利用されるのは花の雌しべの部位。
栽培方法・育て方
サフランは半日陰のやわらかい日差しの場所が栽培に適しています。特に夏場は直射日光を避けて日陰で管理するようにしましょう。
高温多湿の環境は適さないので、風通しが良い場所で、用土は水はけの良いものを選びましょう。
6月頃に葉が枯れた後に球根を掘り上げて秋まで乾燥保存させます。
球根の植え付けは9~10月ごろが適期。花が咲いた後は球根を太らせるために肥料を与えるようにしましょう。
ふやし方
サフランは分球した球根によってふやすことができます。
栽培が苦手な人はフェイクグリーンがおすすめ
水やりを忘れてしまったり冬場に温度管理が上手くできないなど、植物の栽培は苦手だけど身の回りにグリーンが欲しいという人は多いはず。
高価な植物を枯らせてしまうということもよくあります。
そこでおすすめなのがフェイクグリーンです。
最近では見た目が本物そっくりで質感の良いものが多いので、インテリアの一部として飾ってみると良いでしょう。
窓辺に飾ると目隠しとして使えるものもあります。