カレープラント
学名:Helichrysum italicum(Roth)G.Don
カレープラントはキク科に属する多年草で別名はイモーテル、エバーラスティングと呼ばれます。
カレープラントという名前の通り茎葉からカレースパイスのような芳香があるのが特徴。
ヨーロッパ南部、地中海沿岸部を原産地としており地中海性気候のからっとした環境のを好む植物です。
葉と茎は白銀色の毛に覆われており見た目が美しいため観葉のガーデンハーブとしておすすめの園芸植物といえるでしょう。
夏になると黄色い花を咲かせます。
カレープラントは半耐寒性常緑低木。高さは40~60cm程度まで生長します。
栽培方法・育て方
地中海性のカラッとした気候に由来する植物。湿度が高い環境には弱い性質があるので、乾湿メリハリをつけた水やりを行いましょう。
水やりのは土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えるようにしましょう。
梅雨の前に刈り込んでおき風通しを良くしてやると多湿の対策になります。
カレープラントの栽培場所としては、通年日当たりが良く風通しの良い場所が栽培に向きます。
耐寒性がある植物で冬季でも問題なく屋外栽培できます。
ただし-5℃以下になるような寒冷地では寒さ対策が必要。霜が当たらないように霜よけをしましょう。
ふやし方
カレープラントのふやし方としては挿し木が挙げられます。15cm程度の長さで枝をカットして挿し穂を作ります。
挿し木は春から初夏のシーズンが適しています。
栽培が苦手な人はフェイクグリーンがおすすめ
水やりを忘れてしまったり冬場に温度管理が上手くできないなど、植物の栽培は苦手だけど身の回りにグリーンが欲しいという人は多いはず。
高価な植物を枯らせてしまうということもよくあります。
そこでおすすめなのがフェイクグリーンです。
最近では見た目が本物そっくりで質感の良いものが多いので、インテリアの一部として飾ってみると良いでしょう。
窓辺に飾ると目隠しとして使えるものもあります。