栽培のポイント
・日当たりが良く風通しの良い場所で栽培する。
・乾燥を好むので水を与えすぎないようにする。
・寒さに弱く5℃以下にならないようにする。
アデニウム
アデニウムは「砂漠のばら」とも呼ばれ、キョウチクトウ科アデニウム属に分類される多肉植物です。
アデニウムの大きな特徴は太い茎を持ち、ずんぐりとした見た目。最近流行りのコーデックス、塊根植物の代表的な種と言えるでしょう。
原産地はアフリカ南部から東部、アラビアなどアフリカの乾燥地に自生している植物です。
砂漠や乾燥した場所の岩肌や砂礫の上に自生しており、日光と乾燥の環境下で生育します。
太い茎には水を蓄え乾燥から身を守る性質があります。
栽培には生育地と同様に乾燥し、日光が良く当たる場所が良いとされます。生育期は春から夏。
水を与えすぎたり日光が足りない場合は根腐れを起こしたり茎の部分がブヨブヨに柔らかくなったりするので、水やりや日光には注意しましょう。
育て方・栽培方法
アデニウムは乾燥と日射を好む植物。日当たりが良く風通しの良い場所で栽培しましょう。
水やりの頻度は、春夏秋の生育が盛んなシーズンは用土が乾いたタイミングでたっぷりと与えます。
冬場の水やりは少なめにして乾燥気味にして管理しましょう。葉が落ちたら基本的には水やりは必要ありません。
低温には弱いので冬場5℃以下になるような場合は室内栽培に切り替えるなど対策が必要。室内栽培の場合は日当たりの良い窓辺に置きましょう。
アデニウムの生育期は春から夏にかけて成長します。肥料はこの時期に与えます。
冬場になると葉が落ちて休眠状態になります。夏場と冬場で管理方法が異なるので適切に生育環境を整えましょう。
栽培が苦手な人はフェイクグリーンがおすすめ
水やりを忘れてしまったり冬場に温度管理が上手くできないなど、植物の栽培は苦手だけど身の回りにグリーンが欲しいという人は多いはず。
高価な植物を枯らせてしまうということもよくあります。
そこでおすすめなのがフェイクグリーンです。
最近では見た目が本物そっくりで質感の良いものが多いので、インテリアの一部として飾ってみると良いでしょう。
窓辺に飾ると目隠しとして使えるものもあります。