栽培のポイント
・日当たりの良い場所で栽培すること
・乾燥を好むので水やりは控えめで良い
・冬場は0℃以下にならないようにする
アロエ
アロエは園芸植物として幅広く栽培されているなじみの深い多肉植物です。日本には明治時代に導入されたと言われており、古くから親しまれてきた植物と言えるでしょう。
アロエの別名はイシャイラズと呼ばれており、その名前の通り胃痛や火傷、湿疹などの民間薬として利用されてきました。また葉は肉厚で食用に利用されることもあります。
原産地は南アフリカで日当たりが良く乾燥した場所を好む性質です。
アロエは栽培が容易で枯れにくいので、初心者にもおすすめの園芸植物といえるでしょう。
育て方・栽培方法
アロエは日光を好む植物なので、日当たりの良い場所において育てましょう。室内栽培の場合は明るい窓際で。
水やりについては乾燥を好む植物なので、やや控えめに行います。土が乾燥したタイミングでたっぷりと水を与えましょう。
冬場の水やりはそれほど必要ありません。週に1回程度で良く、植物の状態を見ながら与えるようにしましょう。
アロエは寒さにも比較的強い植物ですが、冬場に外気温が0℃を下回る場合は霜や寒風対策が必要になります。
気温が0℃以下になるような寒冷地では室内栽培に切り替えるようにしましょう。
アロエのふやし方
アロエは育ってくると株元から子株が増えてくるので、子株を切り取って挿し芽でふやすことができます。
また挿し木で増やす場合は株の上部10cm程度の長さで切り取って、切り口を1週間程度乾燥させてから地面に挿してふやすことができます。
水耕栽培
アロエは水耕栽培でも栽培可能です。