
園芸ショップやホームセンターで植物の苗を入手し、地植えする際には植物を弱らせてしまったり枯らせてしまうことがあるので注意が必要。
間違った方法で地植えに切り替えると植物を傷めてしまう原因になります。苗を地植えに移す前にポイントを押さえておきましょう。
根の状態に注意する

苗を上手に植えつける際に重要なのが苗の根がどのような状態であるのかということ。
鉢やポットから取り出した際に根の状態を確認しましょう。
根は基本的には軽くほぐしてから植えつけるようにします。
特に鉢植えで根詰まりを起こしているような状態の場合は軽くほぐしてから植えつけるようにしましょう。
根をほぐさない方が良い場合もある
苗を地植えに移す場合に根を軽くほぐすのは基本ですが、根が傷ついてしまうことがあるので注意しましょう。

また移し替える季節的要因として、植物が活発に生育している春から秋にかけての時期は無理に根をほぐさない方が良い場合もあります。
植物の種類によっては根が傷みやすいものもあるので、ポットや鉢植えから取り出してそのまま植えつけた方が良い場合もあります。
根をほぐす際はできるだけ根にダメージを与えないように丁寧に扱うことが重要です。
根は乾かさないようにする
植物の植え替えを行う場合はできれば根を湿らせた状態で植えつけるようにしましょう。
根を乾燥させてしまうと根の機能が失われてしまう場合があるので、植え替える根の部分は乾燥させないように注意しましょう。

植え替え先の用土はあらかじめ水をかけて湿らせておくのがおすすめ。軽く全体が湿る程度が適切な水分量です。
また苗の地植えを行う際はポットや鉢ごとバケツに浸しておき苗に十分吸水させてから植え付けを行うのが良いでしょう。