
ミントはハーブ栽培で最もポピュラーな植物といえるでしょう。枯れにくく栽培が容易なので気軽に楽しめます。
清涼感のある爽やかな香りが特徴的。ペパーミントやスペアミントなど葉の形や香りが異なる品種がたくさんあります。
湿潤な場所を好む植物なので水やりの際はたっぷりと水を与えて水切れを起こさないようにするのが栽培のポイントです。
鉢植えで栽培する場合は株が古くなると生育が悪くなったりするので、植えてから数年経過する頃に株の立て直しが必要になります。
またハーブを自分でふやして楽しみたい場合、ミントのふやし方はどのような方法があるのでしょう。
ミントのふやし方
ミントの苗をふやす方法は主に3つあります。ミントは種から育てるより挿し芽や株分けが容易な場合があります。
実生でふやす
種を植えて苗をつくる方法です。園芸ショップやホームセンターでも販売されているので気に入った種類を選びましょう。ネットでも販売されています。
種まきのシーズンは春と秋になります。
株分けでふやす
ミントは茎・葉が込み合うと弱ったり枯れたりする原因になります。健康な状態を保つには定期的に刈り込むのがおすすめ。
茎や葉がこみ合った株は、株分けして立て直すのがおすすめです。株分けに適したシーズンは4~6月または9~10月。ミントの生育が盛んな時期に行いましょう。
さし木・さし芽でふやす
さし芽は枝や茎の一部を土にさして苗をふやす方法です。ミントの場合は水ざしが可能です。

挿し芽に使うのはその年に伸びた新しい枝。10cm程度にカットしすぐに水につけましょう。

水につけておくと2週間程度で発根します。
発根した後に枝を土に植えつけます。
さし芽の適したシーズンは4~6月または9月10月ごろです。株分けと同様にミントの生育が盛んな季節に行いましょう。

画像は水挿ししてから1ヶ月程度経過したもの。ミントは生育が盛んなので水栽培も楽しむことができるでしょう。