テラリウムとはガラスの水槽や容器で植物を栽培することを言います。
最近ではコケをガラス容器で栽培するコケリウムが人気。書籍も多くあるので手にとってみましょう。
今回はサボテン・多肉植物を使ってテラリウムを作ってみました。
サボテン・多肉植物のテラリウムを作る
美しく作るコツ
テラリウムを美しく作るコツは作品を構成する、容器、植物、砂利、石を適切に選ぶことです。
容器が美しいものであれば出来上がる作品も美しくなるので容器選びは重要なポイント。
またガラス容器に入れる植物をどのような種類にするのかということも出来上がりを大きく左右します。色味や形を考えましょう。
アクセントとなる表土の色と石も重要なポイントです。テラリウムに入れる植物にマッチしたものを選ぶのが上手く作るコツです。
これらを上手く選ぶことでテラリウム作りの大半は決まるといって良いでしょう。
容器を選ぶ
容器として選んだのはラティス型のガラス容器。鉄のフレームがラティスになっており、そのままでもおしゃれな容器です。
植物を用意する
テラリウムに入れる植物として多肉植物3種類を用意しました。高低差を考えて高さのあるタイプと低いタイプを用意しました。
レイアウトの際は奥行きが出るように、低いタイプを手前に高いタイプを奥に配置するのがポイント。
石は溶岩石と紅木化石を用意しました。
レイアウトしていく
容器に植物を配置します。レイアウトはあらかじめ決めておくのが良いでしょう。
手前に低いエケベリアを奥に高さのあるセダムを配置しました。
アクセントとして溶岩石と赤っぽい色味の紅木化石をレイアウトします。
仕上げに乾燥した自生地のような感じにするため赤茶色の砂利で用土の表面を覆います。
刷毛を使って砂利をならして完成。
おしゃれなインテリアの一品ができあがりました。
多肉植物は日光を好むので日当たりの良い場所に置いておきます。
水やりは週に1回程度で良いでしょう。多肉植物は水を与えすぎると枯れてしまうので注意。
多肉植物・サボテンのテラリウムをぜひ試してみましょう。