ガラス瓶や水槽で植物を栽培することを一般的にテラリウムと言います。最近はガラス容器でコケを栽培するコケリウムが流行っています。
今回は観葉植物とコケの寄せ植えのコケリウムを作ったので紹介します。
簡単な物は手軽に作れて楽しめるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
観葉植物とコケを寄せ植えするポイント
観葉植物とコケを寄せ植えした際に注意したいのが、植物を枯らせてしまわないことです。
コケの生育環境と寄せ植えする植物の生育する環境が適しているかがポイントです。
コケは基本的に湿度の高い環境を好むので、寄せ植えする植物も湿度の高い環境を好む種類が適しているといえます。
このことから、苔と寄せ植えするのに適した観葉植物は水に浸かった状態でも栽培できるハイドロカルチャーがおすすめといえるでしょう。
苔と生育の環境が異なる多肉植物(サボテン等)と寄せ植えをする際は、水やりを工夫する必要があります。
水分を与えすぎると枯れてしまう多肉植物とコケを寄せ植えする際は、コケには霧吹きで十分に水を与える必要がありますが、多肉植物には水を与えすぎないようにしましょう。
コケと観葉植物のテラリウムを作る
コケと寄せ植えをする観葉植物として選んだのはハイドロカルチャーとして広く売られているヒポエステスを選びました。
水を好むヒポエステスは苔との生育環境は似ており同じように管理することが出来ます。
テラリウムに用いる水槽は15cm角程度の大きさの物を用意。黒い縁が映えます。
水槽の底にアクアリウム用の砂を敷き詰めていきます。苔を着生させる土壌ですが、苔は一般的にどのような土を用いても湿度管理さえ上手くやれば元気に生育します。
メインの観葉植物を水槽に入れていきます。
ヒポエステスを中央に配置。緑の葉に入る白い斑模様が映えます。
手前に苔をレイアウトして、背景となる石をレイアウトしていきます。高さの低い苔は手前に配置して奥行きを演出しましょう。
さらに苔を足して全体のレイアウトを整えて完成です。
お部屋に飾るとおしゃれな一品に。簡単なのでぜひ試してみましょう。