
エアプランツ栽培で重要な要素となるのが日射です。
エアプランツはアメリカ大陸原産の植物であるため、強い日射を好むようなイメージがありますがこれは間違い。
エアプランツはやわらかな日光を好む
エアプランツは木漏れ日のようなやわらかな日射を好みます。

これは自生している環境が樹木に着生したり、岩に着生していたりするため直接強い日光を浴びないためです。
エアプランツ・ティランジア栽培の日射のポイントは木漏れ日程度の、やわらかい日光を当ててやることです。
夏場の日射に注意する
日射環境で特に注意したいのが夏場の日射です。
日本の真夏の太陽の照りつけはエアプランツにとって良くない環境ですので、直射日光が当たらないような場所で管理します。
長い時間エアプランツに直射日光を当て続けると、葉やけを起こしたり枯れてしまったりするので注意が必要です。
園芸用の遮光ネットなどが販売されているので、日陰を人工的に作り出して植物が好む涼しい環境を作ると良いのではないでしょうか。
またエアプランツを置いておく場所について、風通しも重要な要素です。風通しが悪いと植物に熱がこもってしまいます。
夏場は風通しの良い場所に置いて管理することをこころがけましょう。
冬場については、日射自体が弱いため直射日光に当てても問題ありません。冬は窓辺や日光の当たる明るい場所で管理します。
エアプランツ栽培の日光のポイント
エアプランツの日射環境のポイントを以下にまとめます。

1.エアプランツは木漏れ日程度のやわらかい光を好むので冬場以外は直射日光が長時間当たるような場所に置かない。
2.夏場は直射日光に当てず、風通しの良い涼しい場所で管理すること。遮光ネットなどを使い、日陰を作り出すと適切な環境ができる。
エアプランツが直射日光をあまり好まないというのは、意外な感じがしますね。植物なので日射は重要な要素。適切に管理しエアプランツ栽培を楽しみましょう。