園芸のショップでカサゴケを見つけたので購入しました。
今回ガラス瓶を使ってテラリウムを作り、購入したカサゴケを栽培してみることにしました。
ちなみに苔のテラリウムとは水槽やガラスなどの容器で自然の一部を切り取ったようなオブジェのことです。
カサゴケの魅力は傘のような特徴的な葉をもっている見た目でしょう。
カサゴケとは
カサゴケは葉が上部に集まっており、上から見ると花のような形状をしています。
その名前のとおりの葉の形状が傘のような形をしており、水分が供給されている時は葉を大きく広げます。
日陰を好むため直射日光を避けて管理します。湿度の高い場所を好むため、乾燥しないように注意が必要です。
自生している地域は北海道、本州に広く分布していると言われています。
またカサゴケは日本海側の雪が降る地域に多く自生していると言われています。このことから寒さには強い種と言えます。
カサゴケの栽培のポイント
カサゴケを栽培する際に気をつけておくべきポイントは、以下の2点です。
1.直射日光に当たる場所に置かないこと
2.十分に水を与え湿潤状態を保つこと
苔全般にも言えることですが、カサゴケは湿度の高い環境を好むので乾燥させないように気をつけましょう。
また特に注意が必要なのが夏場の管理方法です。日中の高温時に水やりをして、高温の場所に置いておくと蒸れを起こして枯れてしまうので注意しましょう。
夏場は涼しい朝や日没前の時間に水やりをするようにします。
ガラス瓶で栽培してみる
入手したカサゴケをガラスのジャム瓶で栽培します。容器選びのポイントは見た目がおしゃれなものを選びましょう。
苔を植えつける床材となる土壌には鹿沼土を用いました。
ボトルに鹿沼土を入れ、霧吹きで十分に湿らせます。
土に水が十分に浸透したら、カサゴケを入れてレイアウトします。
霧吹きで十分に水を与えて出来上がり。
作った後で気付いたことですが、カサゴケは上から見た姿が美しく映えるので上から見えるような容器を用いるのがおすすめです。
逆に言うと横から見るとイマイチかという感じ。
(今回は上から見ることを考えていなかった。)次回もっと良い容器で栽培したいと思います。
今回は密閉が出来るフタ付きの容器を用いました。フタ付きの容器は湿度が保たれるので管理が容易です。
初心者の方や時間があまり無い方はフタ付きの容器で栽培するのがおすすめです。(水やりの回数が少なくてすむ。)
苔栽培は手軽に始めることができるので、ぜひ試してみてください。