植物栽培で注意したいことは、病気や害虫で草木を枯らせてしまうことです。
病気や害虫の対策として日ごろから植物を良く観察するようにし、初期の段階で早期発見できるようにしましょう。
植物の異常は病気や虫害のほかに、強い直射日光による葉焼けや水の与えすぎによる根腐れなどがあるので、適切に対処する必要があります。
草木における病気の4つの原因
草木が病気になる原因として、かびやバクテリア、ウイルス、線虫などが挙げられます。
1.カビ
灰色カビ病、黒星病、白絹病など
2.バクテリア
軟腐病は根元が腐る病気で、太陽光による土壌の消毒が必要
3.ウイルス
ウイルスが原因の病気として、葉に斑が入り異常がでるモザイク病などがあります。ハダニやアブラムシの寄生した部分から感染し、感染した草木を隔離する必要があります。
4.線虫
線虫(ネマトーダと呼ばれる)が原因で病気が発生します。患部はこぶ状になるので取り除いて対策します。
害虫の予防
山野草にも害虫が発生することがあります。害虫には植物の汁を吸うタイプの害虫と、葉や芽、茎などをかじって害を与えるタイプに分けることが出来ます。
害虫用の薬剤が多く市販されていますので、ラベルを確認して適したものを使うようにしましょう。
害虫の予防として純度の高い木酢液を薄めにして、庭全体に散布すると良いとされています。