庭に果樹を植える楽しみとして果物を収穫できることの他に、シンボルツリーとしてガーデニングを楽しむということがあります。
シンボルツリーとは建築の計画などでも使われる用語で、その名称のとおり庭のシンボルになる木のこと。
開けたスペースに1本の木があると象徴的となり、緑のオブジェとしてその周りの空間を演出することができます。シンボルツリーは庭先を効果的に作るための手法と言えるでしょう。
庭に果樹をシンボルツリーとして植えると人と共に成長し、長く楽しめるのがポイントです。
園芸で人気のある果樹栽培ですが、果樹栽培の最大の魅力は四季を通じた成長を長く楽しめること。
庭に植えると四季の移り変わりを身近に感じさせてくれるでしょう。
今回、果実の収穫と共に観賞しても楽しめる果樹を紹介します。
-シンボルツリーとしておすすめ果樹5選-
・オリーブ
オリーブは葉と樹形が美しく、観賞用の庭木に最適です。やせた土地でも栽培しやすく寒さに強いのが特徴。実の収穫は9~10月。
・スモモ
春先には美しい花が楽しめる。実の収穫は6~9月ごろ。
・レモン
美しい花が咲くので、庭木やガーデニングにおすすめです。夏から秋にかけて実がなります。温暖で乾燥した土地を好みます。
・ウメ
梅の花はサクラの花と並ぶ春の風物詩です。2~3月ごろに、ピンクまたは白色の美しい花をつけます。実の収穫は5~7月頃。
・ジューンベリー
春先にはサクラのような白い花が咲き、6月には実がなり、秋には紅葉と1年中楽しめるジューンベリーは庭のシンボルツリーに最適。その名の通り6月に深紅の実をつけます。