鉢植えの多肉植物に必要な植え替え
ホームセンターや園芸ショップで購入した多肉植物がビニール鉢に入っている場合は植え替えが必要。
また購入後に数年経過したものについても鉢内の養分が不足し、水はけが悪くなっているので、植え替えを行いましょう。
ホームセンターで売られている植物はビニール鉢に入っていることが多いですが、植物にとっては仮の住まいであり、通気性も悪いので早めに植え替えるのがベターです。
購入や植え替え後から数年が経過している古い土で栽培している多肉植物の鉢植えも、年月により鉢内の土が固くなり水はけや通気性が悪くなっているため、植え替えをするのが良いでしょう。
長い間同じ鉢で育てると、鉢いっぱいに根が広がり根にダメージを受けているケースもあるので、少し大きめの鉢に移し替えるのがポイント。
鉢の移し替えで多肉植物が他の植物と大きく違うポイントは水やりです。
移し替える1週間程前から断水し、根が乾いた状態で行う必要があり水やりも植え替えが終わってから1週間後に与えます。
多肉植物植え替え時の3つの注意点
1.植え替え前の水やりは控える
植え替えは土が乾燥した状態で行うこと。また植え替えが終わった鉢についてもすぐに水をやる必要はない。
2.土は新しいものを使うこと
植物の植え替えには清潔な土を使うようにする。カビ菌などが含まれていない新しい土を用意すること。古い土を使う場合は十分に天日干しをした後消毒してから使う。
また多肉植物栽培では腐葉土はカビや雑菌が発生しやすいので避けた方が無難です。
多肉植物用の土がホームセンターや園芸ショップ、ネットショップでも販売されているので専用のものを使うのがおすすめです。
3.鉢はひと回り大きなものを用意する
鉢の大きさは、植え替え前の鉢よりひと回り大きなものを用意する。ただ大きすぎても良くないので適度なサイズを選ぶこと。
植え替え時には根の状態をみて、健康状態をチェックしましょう。