さし木は植物を最も簡単に増やすことのできる方法です。植物の枝の一部や芽を土に挿すことで苗を増やすことができます。さし木関連の記事はこちら。
発根促進剤を使うと植物の定着が良くなります。
ビワについて
ビワは冬場に枝先に白い小さな花を房状に咲かせます。びわはりんごや梨とは近縁の植物です。
木の高さは10m程度まで成長し、日本では全国で栽培または自生している一般的な植物です。
若い枝は茶色の細かい毛に覆われており、枝全体が薄い産毛に覆われていることが特徴です。
ビワの木は果実で良く知られるポピュラーな植物で実は6月ごろになり、オレンジ色に熟したら収穫します。
植え付けは3~4月が適期とされます。
さし木をしてみた
木の中から枝の充実した部分を採取し、さし穂を作ります。
さし穂に使う枝は、今年に伸びた若い枝を選んだ方が良いでしょう。

さし穂の長さは15~20cm程度にカットしました。さし穂の端部(土壌にさす部分)は園芸ばさみやカッターで斜めにカットします。

土にさし穂をさす前に数時間程度水にさして十分に枝に水を与えた方が良いとされています。
今回土にさす前に、さし穂を十分な時間(2日程度)水さしをしました。

植えた後の鉢は、半日陰に置いておきます。
茎部分に変化が見られ芽が動いたら、根付いた可能性が高いです。
ビワの実がなるまでは8年程度かかると言われています。
観賞用にも楽しめるため、ガーデニングの観賞用として植えた後に実がつけばラッキーと思えば良いのではないでしょうか。
翌年の春に地面に移植します。
挿し木を成功させるポイント
関連記事:さし木が枯れる場合は要チェック!失敗率が高いさし木を成功させるポイント
挿し木を上手く発根させて定着させる方法として発根促進剤を使う方法があります。
発根促進剤はアマゾンなどネットで購入できます。
根が出て植物が定着する確率が上がるので挿し木を楽しむのであれば是非使ってみましょう。