さし木は植物を最も簡単に増やすことのできる方法です。植物の枝の一部や芽を土に挿すことで苗を増やすことができます。さし木関連の記事はこちら。
植物を増やす方法として最も一般的なものは種子で増やす方法ですが、茎や枝、葉などの栄養器官の一部から増やす方法があります。
ここでは植物の枝や茎や葉から増やす、さし木を紹介します。
発根促進剤を使うと植物の定着が良くなります。
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さし木とは
さし木は葉や枝や茎などの植物の一部を切り取り、土や水にさして増やす方法です。
植物の一部を切り取って土にさすだけなのでだれでも簡単に行えます。
さし木の利点
・さし木は植物の一部を切り取って土壌に植えるだけですので、技術がなくても誰でも行えます。
・親木の一部を使い、同じ形質のものを増やすことができます。
・種子のできないものでも増やすことができます。
・種子から育てるよりも成長が早く、開花や結実も早いです。
さし木は技術が要らず、誰にでも行えますので是非トライしてみましょう。
さし穂の選び方
さし木をうまく発根させるには、発根能力の高い部分を選ぶ必要があります。
発根にはさし穂自体に栄養(でんぷんや糖など)が多く蓄積されている方が良いとされています。
さし木する枝として日当たりの良いところで育つ、若い枝から採取した方が良いでしょう。
春先の新しく伸びた枝から採取する場合は先端部分を使うのがおすすめです。
休眠枝を使う場合は先端部と基部を除く中間部を用います。
一般的に古い木よりも、若い木から取ったものを用いた方が発根は良いでしょう。
挿し木を成功させるポイント
挿し木を上手く発根させて定着させる方法として発根促進剤を使う方法があります。
発根促進剤はアマゾンなどネットで購入できます。
根が出て植物が定着する確率が上がるので挿し木を楽しむのであれば是非使ってみましょう。