
直射日光は避けること
苔テラリウム・苔ボトルの置き場所は直射日光の当たらない場所に置くことが重要です。
直射日光が当たる場所に容器を置くと、容器内に結露が発生してしまいます。
また、直射日光が当たると容器内の温度が上昇し、熱がこもることで苔を傷める原因になります。
多くの種類の苔が日陰の環境を好むため、直射日光が当たらない明るい場所で管理しましょう。
ハイゴケやシノブゴケなど一部の苔については日光を好むものもありますが、コケ栽培は日陰で行うのが基本です。

季節によって置き場所を変える
日本の自然環境に自生する苔の大半は涼しい場所を好みます。
夏場の管理
春から夏にかけて室内の温度も上昇するので、苔の置き場も室内の風通しの良い場所や涼しい場所に置くのが良いでしょう。
夏場は日射が強いので、日射の当たる場所に置くのは厳禁です。コケをガラス容器で栽培している場合は日射によって容器内の温度が上がってしまうため注意が必要。
冬場の管理
秋から冬にかけては気温が下がるため、なるべく室内の暖かい場所に置くのがベターです。
冬場は暖房の風が直接あたらない場所に置くようにするのが良いでしょう。日本に自生している種類のコケは寒さに強いものが多いので大半のものは冬場でも屋外で栽培しても問題ありません。