
セボリー
学名:Satureja hortensis L.
別名:キダチハッカ
セボリーは原産地を地中海沿岸、ヨーロッパ東南部、イランを原産地とするシソ科の植物です。
セボリーにはいくつか種類がありますが、大きくはサマーセボリーとウィンターセボリーに大別されます。
サマーセボリーは一年、二年草で草本で主に夏に収穫するタイプで高さは20~40cm程度の高さになります。
ウィンターセボリーは常緑低木で高さ30~60cm程度になるタイプで、年間を通じてハーブを利用できます。

ほふくして生育するクリーピングセボリーはウィンターセボリーに分類されます。
セボリーはピリッとしたスパイシーな風味があります。豆料理に利用されることから「豆のハーブ」とも呼ばれています。
セボリーは地中海性気候の地域を原産地としており、からっとした涼しい気候を好む植物です。
栽培方法・育て方
セボリーは地中海性気候の地域に由来する植物で、高温多湿に弱い性質があります。風通しが良い場所で栽培しましょう。
梅雨前に刈り込んでおき風通しを良くすると良いでしょう。
セボリーは日光を好む植物です。日当たりの良い場所で栽培するようにしましょう。
水やりについては、表土が乾いたタイミングでたっぷりと与えるようにしましょう。

ふやし方
サマーセボリーとウィンターセボリーのふやし方は異なります。
サマーセボリーは春先に種まきを行います。
ウィンターセボリーは挿し木や株分けが主なふやし方になります。