剪定は必要?
園芸を楽しむ場合庭木を放っておくと、枝が伸びて葉が生い茂り見た目が悪くなってしまいます。
また、木々が生い茂ることで庭の日当たりと風通しが悪くなることで植物に病害虫がつきやすい環境になってしまいます。
日当たりや風通しを良好にし植物の健康を保つため、病害虫の予防のために剪定は不可欠になります。
樹木も老化していくので枝を切ることで樹形を整え、花つきを良くする効果もあります。
樹種によって剪定のベストシーズンは異なる
樹木の健康を保つために必要となる剪定ですが、注意すべきことは”いつ”剪定を行うのかということ。樹木の種類によって剪定のベストシーズンは異なります。
常緑樹と落葉樹の違いによって剪定の適期は異なります。
常緑樹は春か秋に剪定する
一年中葉をつけている樹木を常緑樹と呼びますが、このタイプの樹木はもともとは暖かい地域に自生していた植物です。常緑樹は冬場でも休眠せずに活動しています。
冬場に枝葉を切り落としてしまうと寒さで弱ってしまったり、切り口から枯れ込んでしまうことも。
常緑樹は冬場の剪定を避けて植物の活動が活発になる春か秋に行うようにしましょう。
落葉樹は冬に剪定する
落葉樹は冬になると一斉に葉を落とすタイプの樹木のことですが、冬場には休眠している状態になります。
休眠している冬場は枝葉を切り落としても樹木のダメージが少ないので剪定の適期はこの時期。
葉が全て落ちているので樹形がわかりやすく剪定もしやすいでしょう。
冬場といってもサクラやカエデなどは剪定に適した時期は11~12月ごろになります。
落葉樹は葉が全て落ちた冬場に剪定を行いましょう。