植物の姿をきれいに保っておくためには剪定が欠かせません。剪定には樹木の花つきや生育を促進する効果があります。
枝が伸びすぎるとバランスが悪くなったり枯れた枝が残っていたりすると見栄えが悪いため剪定する必要がでてきます。
剪定を行う時期ですが、樹木の種類によって若干違いがあります。
常緑樹は春に剪定を行うのが良い
一年中葉をつけている樹木を常緑樹と呼びます。常緑樹はもともとは暖かい地域を自生地としている種類でもともと寒さには苦手。
弱っている冬場に剪定を行うと、寒さで木を傷めたり切り口から枯れてしまうことがあるので要注意です。
また常緑樹の剪定の適期は春先の3~4月が良いと言われています。
常緑樹は冬場の剪定は避けて、春先になってから樹形を整えるために剪定を行うようにします。
落葉樹は冬に剪定すると良い
落葉樹は冬場になると葉を落として休眠するタイプの樹木のこと。休眠している樹木を剪定しても木へのダメージが小さいため、落葉樹を剪定する適期はこの時期。
ただ冬場といっても、寒さが厳しい1~2月ではなく11~12月に行うのが良いとされています。
冬場の剪定は木々に葉がついていないため、樹形がわかりやすくバランスよく剪定し易い時期とされています。
このように落葉樹は冬眠している冬に剪定を行います。
このように木々の性質で剪定に適した時期が異なるので、それぞれの樹木の性質にあった剪定を行いましょう。