栽培のポイント
・日当たりの良い場所で栽培すること
・水やりのタイミングは表土が乾いた時に行う
・寒さに弱いので冬場5℃以下にならないようにする
ポトス
ポトスは丈夫で育てやすい観葉植物として古くから親しまれてきました。観葉植物の中でも広く栽培され好まれている最もポピュラーな種類の植物と言えるでしょう。
ポトスの別名はオウゴンカズラとも呼ばれており、科名はサトイモ科の植物です。
原産地は東南アジアから南太平洋諸島にかけての地域で、熱帯地域を由来としています。
オウゴンカズラの名前の由来は緑の葉に黄色の班が入るその見た目です。
ポトスの生育する性質として近くの木をつたってよじ登るように成長します。ポトスはつる性の植物で現地では大きな木全体を覆うほど盛んに生育します。
つる性の植物なので、吊り鉢やヘゴ仕立てで楽しむことができます。
育て方・栽培方法
ポトスは日光を好む植物なので、日当たりの良い場所で育てましょう。
半日陰の場所でも栽培は可能です。室内で栽培する場合は日当たりの良い窓辺に置いて栽培しましょう。
日光が足りないと枝葉や樹勢が弱々しくなったり、葉の班の入り方に違いが出たりするので、なるべく明るい場所で育てましょう。
冬越しの温度は5℃以上です。5℃以下に冷え込む場合は室内栽培に切り替えるのが良いでしょう。
水やり
ポトスを鉢植えで栽培する場合の水やりは、表土が乾いた頃合いにたっぷりと水を与えます。冬場はそれほど水やりの必要はなく控えめに与えるようにしましょう。
春から秋の生育が盛んな時期は2週間に1度程度、液体肥料を与えると生育が良くなります。
ふやし方
数年間栽培すると樹形が悪くなるので、見た目が悪くなってきたら剪定を行い、株を立て直しましょう。
切った枝は挿し木でふやすことができます。
ポトスは水ざしでもふやすことができるので、株が古くなったら挿し木で再生させるのがおすすめの楽しみ方です。