レモンは寒さに弱い
レモンは生長すると樹高が3m程度となる常緑低木で、庭木として人気のある果樹です。
低温に弱く温暖な場所を好む植物で日本国内では関東南部以西で栽培されています。
冬場の寒さに弱いため、冬場でも暖かい地域での栽培が適しています。
栽培に適した場所
日照を好む性質なので日当たりの良い場所で栽培しましょう。
また乾燥した環境の方がレモンの生育に良いため風通しの良い場所で育てましょう。
実のなりを良くするポイント
レモンは乾燥した土地を好みます。春から秋にかけての降水量が少ないことが果実を多くならせるためのポイントです。
春から秋にかけて雨が多いと実のつき方が悪くなることがあるので、乾燥気味に育てるようにしましょう。
レモン・ライムは共に1本の木を植えるだけでも結実する植物です。1本からの栽培であっても楽しめるでしょう。
苗を植えてから目安として3年程度で実がなり始めます。
レモン・ライム栽培の1年のスケジュール
3月頃
冬が終わり暖かくなりだす3月ですがこの時期に苗の植え付けを行います。
すでに植わっている果樹については、枝葉の剪定作業を3月頃に行うのが良いとされています。
5~6月頃
5月頃からレモンの花が開花しだします。レモンの花は1年に3回(春・夏・秋)開花します。
レモンは自然に受粉がおこるので、放っておいても実がなります。人工受粉を行えば実のなりがさらに良くなるでしょう。
8月頃
摘果は8月に行います。摘果とは実を間引くことで実のなりを良くすることを言います。
だいたい葉20~30枚に対して1つの果実が目安です。
12月頃
緑色のレモンは9月ごろから収穫できます。12月ごろ以降に黄色く果実が熟してくるので収穫しましょう。