タマゴケはテラリウムを作る際に用いられる苔の中ではメジャーな品種ではないでしょうか。
苔を扱った書籍にも取り上げられることが多い品種です。
苔を扱った園芸ショップでタマゴケを購入し、グラスを使ったタマゴケの栽培容器を作りたいと思います。
タマゴケの特徴
タマゴケの名前は植物の本体から胞子を出す胞子嚢の形がきれいな球形をしていることに由来しています。
春先になると目玉のような朔が伸びてくるので、その姿を楽しむことが出来ます。
葉は明るい緑色をしており1cmから2cm程度の大きさです。
日本全国に自生する種類であり、山間部で多く群生しています。
植物の葉は細くやわらかいので繊細な印象があります。また暑さに弱いので夏場の管理には注意するようにしましょう。
タマゴケでボトルテラリウムを作る
タマゴケを栽培する容器として、ガラスのグラスを用いました。
グラスは上の画像のようなおしゃれな形状で透明度の高いものを用意しました。
グラスにソイルを入れていきます。
ソイルの上にタマゴケをセットして霧吹きで十分水を与えます。
タマゴケのグラスを使ったテラリウムが完成しました。
フタの無い容器は乾燥しやすいので、こまめに水を与えて水切れしないように管理しましょう。
きれいな形状のガラス容器を用いる見栄えがアップし、おしゃれなインテリアになります。
タマゴケの育て方と管理・栽培方法
タマゴケは湿度の高い場所を好むので、こまめに霧吹きで水を与えるようにしましょう。
タマゴケの日照に関しては、明るい場所を好む種類なので完全に日陰の場所よりは木漏れ日が当たるような場所が良いでしょう。ただし直射日光が当たるような場所は避けましょう。
夏の暑さに弱いので、夏場は日陰の涼しい場所において管理しましょう。また夏場の水やりは注意が必要です。
夏場の日中に水を与えて高温の状態で置いておくと、蒸れが原因で枯れてしまうので涼しい早朝か夕方に与えるようにします。